ツイッターでの小話集

[着付け]
サク「え、我愛羅君着付けできるの…」
我「ああ、そこに立て。着付けしてやろう」
サク「くっ…女としてのプライドが」
我「何を言っているか知らんが、動くな」
サク「はーい」

我「よし、終わりだ」
サク「見事なまでに完璧だわ…」
我「どうした?」
サク「今度勉強しよう」




[着付け]マダ+サク
マダ「着付けだと…?そんなものも出来んのか」
サク「面目ない」
マダ「ったく、最近の若い者は…」

マダ「それにしても、お前は浴衣が似合うな」
サク「え?」
マダ「そうか、胸がないからか…」
サク「煩い!セクハラ爺!!」

爺さんと孫娘のような関係。



[砂サク増えろ!@]
テマ「砂ってことは、私、我愛羅、カンクロウ、エビゾウ爺様にチヨ婆様、あ、あとサソリ…」
我「違う」
カン「え?」
我「サソリは砂じゃない。暁だ」
テマ「oh…」
サソ「んだと!小僧テメェ…!」
我「都合のいい時だけ砂を名乗るな」
カン「わー!待つじゃん!」

[砂サク増えろ!A]
テマ「そうだよ!ここはサクラ本人に聞いてみようじゃないか!」
サク「へ?」
カン「そうそう!サクラはどう思うじゃん!?」
我「こいつは暁だ」
サソ「だが元砂の忍だ」
テマ「サクラはどう思う?」

サク「敵。…敵以外の何ものでもないわ」

[砂サク増えろ!B]
カン「敵www」
我「www」
テマ「なんて、不憫wwww」

サソ「畜生!覚えてやがれ!!小娘何時か目に物見せてやるからな!!」
サク「さようなら〜お気をつけて〜」

砂+サク。
旦那は不憫。


***

[ちゅう]
サク「あ、我愛羅君」
我「なんだ…」
サク「頭にゴミついてる。取ったげる」
我「ん」
サク「んふふー」
ほっぺに、ちゅっ
我「!!?」
サク「ちゅーしちゃった!」
我「お、おま…お前…!!」
(動揺)

この後多分仕返しされた。



[身長]
サク「あれ…」
我「なんだ」
サク「もしかして我愛羅君背伸びた!?」
我「だったら何だと言う…」
サク「うそー…あんまりかわらなかったのに…!縮めてやる!」
がばり!頭ぐりぐり
我「わっ!馬鹿!やめろ!」

いの「リア充爆発しろ」
っていうリア充どこですか。


***

「うぎゃあ!」
すん。と背後から首筋を匂う男にサクラは声を上げた。
「な、な…!」
勢いよく振り返えれば、我愛羅は何故か眉間に皺を寄せている。
「くさい…」
「は」
ヒクリと口元が歪む。
「香水臭い、お前に似合わん」
ぐりぐりと頭を押し付ける我愛羅に「ぎゃあ」と叫ぶしかなかった。



***


[ハグの日]
我「ん」
両手広げて。
サク「?…なによ…?」
我「抱きしめろ」
サク「それが頼む態度なわけ!」
ぎゅっとだきしめ。
我「煩い」
サク「はいはい、甘えたくなったんでしょー」
我「…うるさい」

多分ストレスMAXだった風影。
ハグの日にかっこつけて甘えてみた。



***

[君の隣]
 敵意を見せなければあっさりと相手を受け入れにこりと笑う。
目の前の少女を見て瞼を閉じ額を押さえる。
「どうしたの?」
項垂れる我愛羅を見てサクラは首を傾げた。
「番犬か…」
「?」
苦々しく吐いた言葉は四散する。
 隣に立つには少々骨がいりそうだ。



***


[カキ氷]
息「わ〜い!」
サク「シロップをかけて食べるとおいしいのよ」
息「僕苺がいいです!」
サク「ゆっくり食べなさい、頭がキーンって痛くなるから」
息「うん!」

サク「ねぇ、我愛羅く…」
我「っ…」
こめかみを押さえる。
サク「言ったじゃない、ゆっくり食べましょうって…」



[おつかい]
サク「これをテマリさんに持っていくのよ」
息「任せて下さい!」
娘「だいじょーぶ!」
サク「いい返事!気をつけて行ってらっしゃい」
子「いってきま〜す」

我「サクラ、やっぱり止めさせたほうがいいんじゃないか」
サク「もう!心配性ね!」

風影の兄が影から護衛中。


***


我サク一家で小ネタ。
息子視点

「あ、兄さん」
 妹の声に今までテレビを見ていた視線をゆるりと外し妹を見て、
妹が見ている視線の先に目を向ければ椅子に座ったままの母。
 手に湯飲みを持ったままうつらうつらと首を動かしせば母特有の薄紅色のかみがゆらゆら揺れる。
「母上様」
そう呼び椅子から立ち上がろうとしたけれど母の背後から現れた父に視線を配らせるだけに留まった。
 今し方、湯浴みから出てきた父は肩にタオルを掛けていた。
 母が両手で持っていた湯飲みをするりと抜き取れば、コトリと音を立てテーブルに置いた。
「サクラ」
「んー……」

父が母の名を呼んだが母はもう既に夢の中に居るようで少しだけ反応を示したが
目を瞑ったまま「ぐぅ」と寝息を立ててしまった。

「はぁ……こんな所で寝るな、風邪引くぞ」
「ふぁい……」
 眠りながら返事をする母に僕と妹は顔を見合わせて笑う。
その間に父は母の肩と膝裏に手を添えて、いとも簡単に母を持ち上げてしまった。

「俺もサクラもこのまま寝る。お前達も早く寝ろ」
 お姫様抱っこをされた母は父の胸に顔を埋め、体を身じろがせううーんと唸った。
「はーい」
「分かりました」
このテレビが終わったら寝ようかと妹に声をかけると元気に「うん!」と頷いたので一度だけ頭を撫でた。

「うぅ……ナルトのアホー!!」
 寝言で木の葉の火影の名を叫び右拳を突き上げる母。
その拳があたらぬ様に軽くかわした父。
「……危ない」
父はそうぽつりと呟いたが声色は全く危なそうではなかった。
 それを見て父はやっぱり格好いいな。と思うし、母は可愛らしいと思ってしまう。
 父が母を連れてリビングを出たのを見届けると妹が口を開いた。
「いつまで経っても仲いいわね」
「うん、そうだね」

笑い合う僕ら兄妹。
ああ、明日も砂は平和そうだ。

僕も早く、父みたいになれればいいなぁとつくづく思った。

 そんなとある一日。


***

[立った!]
息「あー」
我「サ、サクラ…!」
サク「んー?どうしたの?」
珍しく驚いた我愛羅の声にリビングに向かう。
サク「あ…」
我「た…」
サク「立った!」
我「立った…!」
息「あー、う?」
机にしがみ付いて立ち上がる息子。
我・サク「写真!」

この後記念撮影しました。



***

[時代劇@]
息「おおお」
テレビに食いつく息子君。
サク「そんなに時代劇が好き?」
息「母上様!」
サク「…母上」
息「しょうぶでござる!忍者と侍どちらが強いかせっしゃとしょうぶでござる!」
サク「ふ…侍如きが忍に勝てると思ったか!(バーン)」
息「なにおー!いざ尋常に勝負!」

[時代劇A]
我「ただいま…ん?」

息「くっ…このせっしゃがやぶれるとは…」
サク「あっはっは!忍に勝てると思うたか!もっと力を付けて修行せい!」
息「むねん…!!」

我「…何をしているんだお前達は…」

時代劇ごっこをする母と息子。
この後巻き込まれる風影様。


***

息子視点。

 僕の両親はそれはそれは仲がいい。
見ているこっちが恥かしくなるほど。

「いい匂いがする」
「あ、今日は煮物なのよー」

 母が料理をしているの見ると父は必ずと言っていいほど邪魔をしに行く。

「美味い」
「あ!コラ!何食べてるのよ!」
 母の目を盗みつまみ食いをする父は僕から見ても子供っぽいと思う。

 そう言えば小さい頃「母上様と結婚する!」と言ったときの父の慌て様は今でも思い出してしまう。
挙句の果てには「欲しければ俺を倒してからにしてもらおうか」と言われてのも鮮明に覚えている。
 僕の膝の上に座る妹が父と母を見て「仲がいいね!」と笑いながら言うけれど僕からしたら仲がよすぎて困るほどだ。

「うん、そうだね」
 妹の頭を撫で、キッチンに目をやれば母が父の頬に口付けをしているのが見えてしまい、慌てて妹の目を覆い隠す。
「暗くてみえなーい」
「いいんだよ、見えなくて」

 ああ、いつまで経っても新婚気分な両親にほとほと呆れてしまう。

「お仕事しているときは格好いいのに…」

 妹の頭に顎を乗せ「ねー」と言えば妹は何も分からず「ねー」と言葉を返してくれる。
「守鶴にいいつけてやる!」

 そしてからかわれればいいんだ!
「今度守鶴の所に泊まりにいこっか」
「うん!守鶴のおなかで寝るの!」

 えへへと笑う妹に、僕も一緒に寝るよ!と言えば、うん!と元気に返事が返ってくる。
「ご飯まだかなー」
「かなー」
 未だに仲睦まじくキッチンでイチャイチャしている二人にほんの少しだけ溜息を吐いた。

 普段お仕事で忙しくて中々一緒に居られないかもしれないけれど!
少しはこっちの事も考えてよ!
 恥かしいな!

 心の中で叫ぶ息子の悲鳴は二人には届かなかった。
苦労性の息子君。


***



[おさえた首元]
にやりと笑うサクラに我愛羅が、なんだ。と問う前に薄紅色の髪が鼻先を掠める。
目で追うのも束の間首元をガブリと噛まれ思わずサクラの両肩を掴んだ。
「何をする」
「んー、なんとなく」
あ、痕ついちゃった。肩を揺らして笑うサクラに我愛羅は噛まれた首元を手で押さえた。



***

カン「ほら、サクラ動くなっていってるじゃん」
サク「うー…慣れないんですよ化粧って…」
カン「うし、出来た!ほら鏡見てみるじゃん。いつもより可愛い」
サク「あ、ありがとうございます…」

とか言ってるカンサクううううううう!!!!

テマ「くそ!カンクロウのヤツめ…!サクラに化粧してあげるなんて羨ましい!私がサクラに化粧したい!」
我「くそ…無駄に手先が器用だからな…カンクロウめ…」

とか言ってる姉弟希望。



***

[妖と人]
テマ「なんだい我愛羅!どうしたんだその娘!」
我「拾った」
テマ「拾ったあ!?」
サク「う、うーん…」
テマ「人間じゃないか」
我「俺が育てる」
サク「焼肉定食…」
テマ「ちゃんと面倒みるんだよ」
我「分かってる」




***


サク「人形劇?」
カン「ああ、砂隠れの伝統じゃん。今度の祭りで披露すんだよ」
サク「へー、人形劇見た事ないんですよね」
カン「そうなのか?じゃあ、明日の夜隣町で人形劇の舞台があるから一緒に見に行くか?」
サク「本当ですか!わー楽しみー!」
カン「じゃ明日は仕事早く終わらすじゃん」

テマ「なん、だと…またしても抜け駆けを…!」
我「隣町…くっ!何故明日の夜大名との会合が!!」
テマ「カンクロウを護衛につけるか?」
我「いや、だが…サクラがあんなに嬉しそうにしてるし…」
テマ「サクラ…!」

とかまた扉の隙間から覗いてんのよ。

カンサク…!
人形劇のテーマとか身分違いの恋とか!国違いの恋だとか!恋愛に関するテーマが多かったりしてな!
人形劇見終わったサクラさんが感激しててな!
サク「いーなー!私もあんな恋愛してみたい!」
とかいうのを聞いて、
カン「じゃあ俺にしとくか?」
とか冗談交じりで言ってですねえ

一瞬ドキっとするサクラさんだけど、カンクロウさんは
「冗談じゃん、引っかかんなよ」とか言ってたりいいいい!!

サク「な、なんだ…ちょっと止めて下さいよー!(一瞬ドキっとしたじゃない!)

カン「引っかかるお前が悪いじゃん、それより何かメシでも食って帰るかー」
サク「もぅ…そうですね!ピザ的なものが食べたいです。カンクロウさんのおごりで」
カン「うへー、俺のおごりかよー」
とか!!

戻ってきたカンクロウさんとサクラさんに、テマリさんがどうだった?
と聞いて、サクラさんが「楽しかったですよ!」
とにっこにこ笑いながら言うのを見てさ、テマリさんはよかったよ。
と言うけど我愛羅さんは「カンクロウ、よかったな」とか満面の笑みでカンクロウさんを見てたりだなあああ!


我「カンクロウ、詳しく話を聞かせてもらおうか」
カン「いっ!なんだってんだよ!」
テマ「まー、そうだね。デートは何処に行って何食べてきたんだい?」
我「手を出したりはしてないだろな」
テマ「木の葉のお嬢さんを預かってるんだ、もし手なんて出して…」
我「俺もまだ手出してないのに!」

とか。
結局不憫なカンクロウさんですね。


カン「はいはい、お嬢さん今日はどんな髪型がいいんですか」
サク「うーん、なんでも!カンクロウさんが似合うと思う髪型にして下さい」
カン「んー、そうだな。じゃあ今日は髪上げるじゃん」
サク「はーい」(足ぱたぱた)

とかな!
お兄ちゃん面したいカンクロウさんと妹なサクラさんとか!

H26.09.15